2015年のTERAMOTOの夏は大忙しです。
鈴鹿8時間耐久レースの翌週に開催されたモテギ7時間耐久レースに自社チームとして初めて参戦。
「協力関係にあるバイクパーツメーカさんの製品を使ってレースをする」というコンセプトに基づいて参戦したこのレースは非常にレベルが高く予選通過さえも難しい熾烈な戦いが予測されました。
レースウイークは猛暑と言えるほどの気温で路面温度も50℃後半と非常に難しいコンディションになりました。
そんな中順調にマシンセットが進みフリー走行で狗巻選手が自己ベストを更新した直後に5 コーナーでハイサイド・転倒。メディカルチェックを受け検査の為病院へ緊急搬送され検査の結果“肺気胸・右肘骨折” の為チームを離脱。
残された2人で予選落ち組が参戦できる4 時間耐久レースに出走するかどうか?チームの判断が求められました。
さらに、このレースは3人で走るのが原則ルールの為2人で走るとレース後に2LAP のペナルティーを受けるルール。しかし、我々はペナルティ
を承知で4時間耐久レースを戦う決心で臨みました!!
決勝レースはほぼ最後尾の位置からスタート!スタートライダーはチーム内で一番レース経験の豊富なTERAMOTOCO.,LTD. 従業員の国際ライダ大西選手に任せ田中選手にはセカンドライダー。
スタート方法はルマン式で出走台数の上位半分がスタートし1 コーナーを駆け抜けたのち、下位半分がスタートするという形式になっておトップグループとは大きく離されるような形でスタートしました。
しかし、1周2周と周回を重ねる度にみるみる追い上げ20LAP には6位。トップに立てる可能性も一気に広がりましたが、21LAP5
コーナー進入で追い越しにかかってきた他チームがイン側で転
倒し、避けきれずそのまま接触転倒。再スタートしましたが
フロント周りに違和感を感じペースをあげきれませんでした。
それでも諦めず追い上げライダーチェンジのタイミングで他チームピットインのタイミンク゛も関係し3位でピットイン。しかしそこでマシンチェックをするとフロントフォークのケース部分が破損しオイル漏れが発覚。このまま走行を続けるのは危険と判断してリタイアすることになりました。
自社での初となるレース活動Team T-REV RACING へのご賛同、協賛ありがとうございました。「協力関係各社の製品を使用してのレース参戦」と言うコンセプトを掲げた今回のチャレンジは残念ながら予選の壁を突破できず4時間耐久レースを戦うも転倒リタイヤに終わりました。
次回のチャレンジは未定ですが、またこのような形でのレース参戦を果たしたいと考えております。
この度は各社様にご賛同
頂き心よりお礼申し上げます。
TERA