ネコの毛が生え変わる時期です。
現在ウチの家はネコの毛だらけです。
西部劇に出てくる草かなんかが丸まったような感じの毛がコロコロ転がってます(笑)
ども、寺本幸司です。
先日ブログでも報告したモリワキエンジニアリングさんで販売、開発している車両「MD600」でのT-REVテストが行われました。
自分が走らないテストは緊張します。
しかも自分が開発しているパーツのテストとなればなおさらです(汗)
今回のテスト用にホースの取り回しを特別に制作して「T-REVαシステム」を取り付けました。
開発車両なのであまり周りは写せません。。
今回のテストではライダーの感覚な部分と2Dデータロガーシステムによるデータ収集が目的です。
数え切れないセンサーが装備されている中で僕達が欲しいのはやはり「クランクケース内圧」と「エアクリーナーBOX内圧」です!!
そこで「ブローバイ取り出しアダプター」を使ってセンサーを取り付けます。
エアーBOX内にもセンサーを装備!!
おかげで貴重なデータが沢山取れました!!
少し解析したデータでは、
T-REVαシステム無しで、
鈴鹿サーキットのバックストレートの最高速が261km/h
その時のエアーBOX内圧はMAXで3.2kpa
同時にクランクケース内圧は0.7kpa
T-REVαシステム装着後は、
バックストレート261km/h
エアーBOX内圧はMAX2.8kpa
クランクケース内圧は-15.5kpa
なんかkpa(キロパスカル)とか判りにくいとは思いますがザクっとKg的な感じで思ってくれてもいいと思います。
実際負圧計を口に咥えて「フ?っ」ってやってみると簡単に1?2kpaとかいっちゃいます。
なので今回わかったことは、
ラム圧と言ってもそれほどエアーBOX内圧は高くない!!
T-REVαシステムはケース内圧をかなり下げる!!
ライダーのコメントも「シフトダウン等のエンジンブレーキがマイルドになり良い感覚♪これは武器になりますね!!」
ムチャクチャ嬉しかったです!!
今までは自分が開発して自分でテストしての繰り返し。。
人の感覚はそれぞれ違うので、こうしてデータロガーで解析して自分以外のライダーに評価してもらうことは「T-REV」をもっと磨いていくいい機会だと思いました。
今回はこのようなチャンスを頂けたことに本当に感謝しています。
ありがとうございました。
さらによい商品を作るべく頑張ります!!
TERA